読書

「世にも美しき数学者たちの日常」二宮敦人

数学者は孤独で変人で人嫌いーそんなイメージを少し?払拭した、数学に関わる人達へのインタビュー集。
彼らは数学で世界を見、数学を(言語のように)使って日常やこの世の謎を解き明かしている、という考え方をするらしい。
「写経ならぬ、写オイラーをすれば理解が深まって数学が楽しくなる」が、私的名言。
暇があったらやってみようかな、写オイラー。

ちなみに表紙のイラスト、よく見ると数学記号が散りばめられております。

中村航「デビクロシリーズ」

書店員の光は絵本作家になるのが夢だが、中々本を描けていない。しかし正体を隠して描き続けている「デビクロ通信」は、街の至る所にばらまき続けていた──。

彼の作品は小学生のどこか懐かしい記憶とリンクします。また、主人公や周りの職場チョイスもありふれてていいです(大体作品に1人は理系の人がいる)
恋愛ものというと過激な関係や性描写が入る作品が多いですが、そういうのに疲れた方におすすめ。

映画化されているようですが、改悪されている模様。

村山由佳 「おいしいコーヒーのいれ方シリーズ ありふれた祈り」

久々にナツイチフェアの小説を買いました。
(シリーズものの完結編だから、という理由な訳だが)
7年振り、だそうです。
まず思ったのが、とりあえず完結してよかったということです。
あとがきに贖罪と赦しの話が書いてあって、彼女のデビュー作である「天使の卵シリーズ」と重なりました。
でも、彼女の作品は今こっちの方向じゃなくなってしまったから今後どうなんだろうかと複雑な心境でしたが。

話がまとまらないのでこの辺で。

あじまん星のお姫様

懐かしい(^o^)完結編出たのね

2020年07月29日 03時17分

まほらー

あじまん星のお姫様さん 懐かしいレベルですよねぇ

2020年07月29日 07時21分

『PRE-SUASION』 著者 ロバート・チャルディーニ

(1)「ニシン」と10回言ってください。
(2)では、赤ちゃんが生まれることを何と言いますか?



答えは妊娠ではなく出産です。(私は妊娠!と答えました)
事前に何を見ていたか、何を聞いていたのか、何を考えていたかによって、それが今後の意思決定や行動に大きく響きます。しかも、無意識の内に。
この10回クイズのように、下準備(1)をしていれば人の意思に大きな影響を与えることが出来るということが書かれています。
使い方によって毒にも薬にもなる、オススメの本です。

『夜にはずっと深い夜を』  著者 鳥居みゆき

お笑い芸人の鳥居みゆきが書いた短編小説集です。
登場人物が全員狂人で、妄想の中だけで生きているぶっ飛んだ価値観を持っています。
一つ一つの話が独立しているようでいて、内容が微妙に繋がっているという一風変わった小説でした。
鳥居みゆきのコントの世界観がそのまま文字になっているので、彼女のコントを見て笑ったことのある人はオススメです。

osamu

ヒット&ラーンの意味は鬱と躁と聞いて、すごいセンスだなと思いました

2020年05月07日 02時43分

いずみ

osamuさん そんな意味があったのは知りませんでした

2020年05月07日 03時27分

『あすも快晴』  著者 藤堂志津子

一本気で男っぽいOLの主人公が、結婚するまでの物語です。
人の悩みには全力で答え、曲がった事を見つけると迷わず首を突っ込み、それでいて好きな人の前では恐縮してしまう不器用な主人公のキャラが好きです。
この主人公と全く同じ性格の人と仕事をしていたことがあるので、個人的に読んでいてとても楽しかったです。
タイトルの通り、読んでいて晴れやかな気分になれる小説でした。
気分が落ち込んでいる人にオススメです。

『乳と卵』  著者 川上未映子

芥川賞受賞作品。
ネット上で見る限り、かなり評価が割れている作品です。
物語の内容は、主人公が豊胸手術を受けようと思っている姉から相談を受けるというものです。
思春期である姉の娘は口を利かず、紙に文章を書いて意思疎通を図るといった異様な雰囲気が漂う小説です。
正直、話の長いオバサンのような口語体で書かれていて読みにくい文章です。(ページ数は少ない)
でも、最後のシーンだけは今まで読んできた小説の中で一番記憶に強く残る異彩を放つ小説でした。

「印象に残った」という一点のみでここに紹介します。
個人的には女性にオススメの作品だと思います。

『群衆心理』  著者 ギュスターヴ・ル・ボン

社会心理学の発展に影響を及ぼした古典的な名著。
実例をもとに、群衆の特性について書かれています。
群衆は感情が拡張的で物事を軽々しく信じやすい性質、極端から極端の間を絶えず行き来するといったことが書かれていて、ネット上でよく見かける現代人の特徴がそのまま載っています。
120年以上も前の本で、当時まだ緻密な実験データが無かったにもかかわらず、ズバズバと言い当てられる怖い本です。
※ヒトラーが愛読していたと言われています。

色白

勉強になりそうなおすすめの本教えてください!

2020年05月05日 02時14分

いずみ

色白さん 同じく社会心理学の本でしたら「影響力の武器」という本が良いと思います。
返報性、希少性、権威、一貫性、好意、社会的証明などという観点で、人はどのようにして無意識に動かされるのかということが書かれています。

2020年05月07日 01時38分

色白

いずみさん そのうち読んでみます!ありがとうございます!

2020年05月07日 02時06分

『黒い家』  著者 貴志祐介

保険金目当ての殺人をテーマにしたホラー小説です。
とある顧客が主人公の勤めている生命保険会社に毎日執拗に保険金の催促をしに来ますが、事件の疑いが強いため顧客への支払いを保留。
その真意を確認するために保険加入者の妻とコンタクトをとり始め、そこから主人公の周囲で恐ろしいことが起こり始める、という物語です。
お金が絡んだときの人間の怖さを存分に味わえ、読みながらも鼓動が激しくなり、それでもページをめくる手が止まらなくなる良いホラー小説でした。

日々が退屈で、強い刺激を求める人にオススメです。

黒いカピバラ

懐かしい。
これ読んで貴志祐介ハマったわ

2020年05月05日 01時14分

いずみ

色白さん 映画に出演してるそうですね。(まだ観ていない)

2020年05月05日 01時19分

いずみ

黒いカピバラさん 私もこれを読んで他の作品もいくつか買ってしまいました。

2020年05月05日 01時20分

osamu

貴志祐介ハマってたなー
「13番目の人格ペルソナ」と「クリムゾンの迷宮」がすごく好きです

2020年05月05日 02時50分

いずみ

osamuさん 最近読み始めた作家ですが、面白いですよね

2020年05月07日 01時34分

たまたま2冊一緒に買った中に、同じ人が特集を組まれているとは思わなかった。

やはり私は色んな職業に就いている「人」というものに興味がある、と思いました。

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